久々にドーナツを買った。
それは間違いなくシネモンドで公開されていた映画
「チョコレートドーナツ」を観たあとだったから。
家に戻ってまあると一緒にドーナツを食べた。
夕飯の前だというのに。たまにはいいじゃないかと。
何度も足を運んだ事のあるシネモンドだったけれど
入る前に並んだのは初めてだった。チケットはもちろん入手済みだった。
どうしても観たいと思って公開日を待ったのは久しぶりだった。
1時間37分の映画はあっという間だった。
単なる恋愛映画でも家族映画でもない。
ただ人が人を純粋に想う気持ちに胸が詰まる思い。
性別とか血だとか常識だとか法律だとかなんだってんだ。
人間と人間の話なんだよね。
奇跡的に出会ったルディとポールとマルコ。
見返りを求めない深い愛情で結ばれた3人を引き離す社会。
実話だというから余計にぎゅううううってなる。
主演である歌手を夢見ているルディ役の
アラン・カミングの優しい笑顔に癒され、切なさに泣けた。
観終わったあとにドーナツ食べよっかな・・ってなる人絶対いると思うなぁ。
まあるにドーナツを半分こして渡したときの顔は
マルコがドーナツを食べていいよと言われた時の顔と同じ顔だった。笑
あんな顔されちゃったら太っちゃうけどあげたくなっちゃうって。
いろんな想いがLINKした映画だった。
いやしかしながら、邦題のチョコレートドーナツってのは秀逸だなぁ。
Any Day Nowは最後にルディが歌う曲の歌詞から取ったそうで
「いつの日か良い時代が来る。それはきっと明日にでも」という意味なんだって。
そう思ったらこのタイトルも素敵だなって思える。
まぁそれも観たあとに納得出来るタイトルだねぇ。
皆さんれっつらシネモンドでありますよ。8月1日までだから!