花屋の店先になんとも可愛らしく
下を向いて恥ずかしそうに咲く?
赤い花のドウダンツツジ。
たいていドウダンツツジといえば
白い花をよく目にするのだけど
この赤い花の名は
紅更紗満点星というのだ。
満点星と書いてドウダンと呼ぶ当て字らしいが
たくさん咲くとまるで星を散りばめたようだということかららしい。
あら、なんてロマンチックだこと。
そうこうしてるうちにあっという間に
お嫁に行きました。(花屋では売れて言った花たちをそう言います 笑)
可愛がってもらってねぇと泣く泣くお別れをして。
ツツジ科 ドウダンツツジ属 学名:Enkianthus campanulatus
落葉低木 別名 フウリンツツジ・ヨウラクツツジ 原産国:日本帰り道に楚々と咲いていたユキノシタを発見。
小さい花なのになんという主張!
まるで妖精のようではないか。
湿った半日日陰の岩場などによーくみかける常緑の多年草で
わりかしよそんちの石垣ににょきんと咲いてる不思議な花。
寒さに強くて雪が積もってもその下に葉があることから
雪の下と言われるのだって。
開花期の葉を乾燥させたものは虎耳草(こじそう)という生薬で
その煎液には利尿、消炎などの効果がある。
また、葉のしぼり汁は耳だれ、かぶれ、湿疹などに効くっていうから驚く。
一体誰がそういう事を最初に発見するんだろうねぇ。
しかも葉っぱは山菜扱いで天ぷらとかおひたしにもなるっていうから
誰が最初に食べたんだ。(そこ??)
店先シリーズ。w(いつからシリーズ化したんだ)
つぼみの時はちょっと濃いなぁと思うくらいだったのが
どんどん濃くなって青いわぁ!と叫んだ紫陽花。
思わず携帯で撮ってしまったさ。
今日は涼しいけど
昨日、日帰りで京都に行ってて
なんとも言えない蒸し暑さにトホホホとなって帰ってきた。
そういう時にはついつい店のお客様にも
青い花を勧めてしまう。
「涼しげーな感じでどうでしょ?」←こればっか言ってる?
こう蒸し暑くテンションも下がるこんな時こそ
家に涼をつくろうじゃないのさ!と
アタシも紫陽花を買って帰って家に生けましたわ。
「最近花が持たなくてねぇ」と
毎日言われてその度にこう話す。
「人間は暑かったら涼しい部屋に行けばいいし
何とかできるけど花たちはそうもいきませんしねぇ。
暑くてヒィヒィ言ってるくらいだから
花がピンピンしてたら驚きますわぁ。」と笑顔で話す。w
水がぬるくなっちゃうからこまめに水替えして
切り口を新しくしてぬめりもとってあげてくださいね〜と
ただ売るだけではなく
アフターケアも大事だってことを伝えることが
大事なんですわなぁ。
こんなに暑くても外に咲いてる花々たちに
あんたらもシャキッとしまっしシャキッと!と言われたかのような
目の覚める紫陽花の青さに感謝なのだった。
咲き始めからだんだんと色が変わる紫陽花。
2008年の7月、京都の三室戸寺で見た色とりどりの紫陽花を思い出した。
多分アタシは相当紫陽花が好きなんだわと再認識した。
また行きたいなぁ、紫陽花を愛でに三室戸寺へ。