第1回北陸チャリティーレストランin金沢をやります! その1 |
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僕たち、私たちに出来る事はなんだろう。
平成28年4月14日に発生した地震によって
熊本、大分を含む広範囲に甚大な被害の熊本の姿を目の当たりにし
何度も何度ももがきながら考えた。
友達であるmakinoのシェフ、マッキーが
「先輩のいる熊本が大変な事になってる。自分も被災したのに
持ち出しで炊き出しをしている。
今もなお、復興の為に必死で生きている人がいる。」
同じ日本に住みながらじっとしていられなかったマッキーは
マキノとオフクで熊本の食材をふんだんに使った
チャリティービュッフェをしてその収益を寄付しよう!と考えた。
その一言で
驚くほどの金沢気鋭のシェフたちが我も我もと手を挙げた。
協力者はたちまち増えて「北陸チャリティーレストラン」というドリームチームが出来た。
もちろん普段そんな事の企画などした事のないシェフたち。
料理人ではない私にも何か出来るはずだ!と手を挙げた。
同じ気持ちの様々な職種のスペシャリストが揃った。
誰もが人気店で、多忙な日々を送るシェフたちが
垣根を取っ払い気持ちがひとつになったときに
大きな事も実現出来るのだと確信した。
まるで。。サファリパークのような光景。
当日は現場に立てないけど何か用意するよと
二つ返事で答えてくれる仲間も数多く。
また今回は参加できないけど主旨に賛同して
それぞれの形での行動をとってくれているお店も。
そういった行動の一つのきっかけになったなら
それだけでも意義はあったと。
けして自己満足では終らせない。そしてこのチームはこれで終わりじゃない。
いつでもまた立ち上がる気持ちを持って集った
熱い仲間に協力出来た事をとても嬉しく思う。
毎晩遅くまでミーティングを重ね次第にカタチになりつつある
北陸チャリティーレストランは
たくさんの人の想いが詰まった
一日だけのレストラン。
石川から熊本へ笑顔と元気を届けたい。
そんなまっすぐな彼らを私は
誇りに思うのだ。
続く。