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京都 重森三玲旧宅へ。 21:26




重森三玲の庭 



今回の京都はとにかく流れに身を任せると言う
言うなら・・・無計画の旅。
おかげで自分だとわからない京都の文化を
思い存分に楽しめた。
割と京都に関しては
京都の友達に任せたほうが
全く無駄がなくて最高の時間を過ごせることを
信じてやまないからだ。


いや、京都だけじゃないな。笑
アタシの旅はいつも現地に友達がいて
実にナイスなセレクトで後悔することがほとんどない。
感謝に尽きるお話。



今回京都の友達が
京都の重森三玲旧宅へ見学と言う
素敵な予約を入れてくれていた。


重森三玲(しげもりみれい)は
昭和を代表する庭園家(作庭家、庭園史研究家)で
岡山県出身の人だった。
日本画を学び書道、生花、庭園作家という
力強い石組みとモダンな苔の地割りで構成される
枯山水庭園で有名な人だということを
アタシはこの日知ることになる。
イヤーお恥ずかしい。。笑


この庭の光景は
テレビのアクオスのCMで
吉永小百合さんが座っていた光景と聞いて
あーーーここだったのかとさらに驚いた。
イサムノグチの照明が使われてるのも必見。


色あせることのない「永遠のモダン」を目指して
200もの庭園を手がけた重森三玲は
昭和50年の1975年にアヴァンギャルドな人生に幕を閉じたわけだが
彼の人生は79年間どんどん作品を作り上げて
上り詰めて行った人だという。




この庭は1970年の作品でつまりは70歳のとき。
その歳でこの庭を・・と
誰もが驚く感性に息を呑んだ。



重森三玲の庭 2



この独特のくねくねした庭。
こうやって自分の作った庭が
いつまでも大切に手入れされて
彼の思いを伝えていくことの大変さは計り知れないけど
それだけの価値があるものを残せるというのは
クリエイターとしては見逃せないし
目指していきたいところ。




重森三玲の庭の石



こに日は「ヒールのある靴で来ちゃダメだよ」と言われていたから
ぺたんこの歩きやすい靴で行った。
勿論見学する人は周知の上で
誰もがぺたんこな靴を履いていた。


お庭の苔も均された砂利の庭も
自然と一体化されてデザインされたものだから
この縄でくくられた石も
「ここは入っちゃダメですよ」という
暗黙のルールで
言葉に出すことも無粋ってことなんだね。


奥ゆかしさに背筋が伸びた。


三玲の名はフランスの画家
ジャン・フランソワ・ミレーにちなんで改名
したというから
これまったカッコいい。
今だったらあり得る名前だけど
このとき既にそういった名前のつけ方があったのだと驚く。
18歳で茶室を設計した彼の独創性はなんと!
床の間が二つあったと言うからたまげる。


水を抜くことで水を表現する枯山水の庭。 
白砂の砂紋は、打ち寄せる波となり
あるいは渦巻く波となり
観る者をあたかも月光輝く海にいざなうという
東福寺にある彼の作品を
今度京都に行ったときは必ず見に行きたいなぁと思った。



■重森三玲旧宅■→(click!)

京都府京都市左京区吉田上大路町34
完全予約制(前日17:00までに要予約)
市バス「京大正門前」バス停から徒歩10分
休園日 月曜日
書院+庭のみ600円
茶室も拝観の場合1000円

見学予約はネットでもできるってのが
便利な世の中だとつくづく実感。笑



懲りずに京都の旅をまたもやYou Tubeにアップ
笑→(そらー即効click!)
よろしかったらご覧あれ。
六月の梅雨時の奇跡の晴れ間の大好きな京都です。



 さて、今日は何位でしょう★人気blogランキングへ♪←相当京都好きなアタシですが?笑 清き1票ぽちっと宜しく★←気がついたら夢の首位から落っこちてるっちゅうねん 爆
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